お知らせ

 

組織内会計士研修会
『第2回イノベーション・ステークホルダー育成講座
 ~会計の専門家からイノベーション活性化人財育成のオーソリティへのメタモルフォーゼ~』
開催のご案内

*

主催:日本公認会計士協会
組織内会計士協議会

*
  日本公認会計士協会・組織内会計士協議会では、組織内会計士の資質の維持及び向上を図るとともに、組織内会計士の組織化を推進し会員及び準会員の活動領域の拡充及び人材の流動化を促進することを目的として、組織内会計士に関する研修会等を実施しています。

  予測困難で、不透明性がますます深まる情勢の中で、組織・企業にはイノベーションが求められます。しかし、日本企業でイノベーションを起こせる企業は大変少ないと言われています。
イノベーションを起こせないのは特定組織・企業の問題ではなく、法人企業の一般的な環境も大きな要因です。それは、イノベーションの起点が「違和感」に向き合うイノベーターと、イノベーターを支える仲間も少なく、イノベーター本人やその仲間を育成する環境も乏しいからです。

 短期的経営目標に現場が振り回される状況では、「イノベーション風土」が醸成されません。ケースによってはイノベーションに関わる事自体が、組織からマイナス評価を受けることもあります。

 組織内会計士は、専門家としての一定の経験と知識を有すること、短期的経営目標に振り回される現場とは一線を画する視点を持つこと、等の背景を考えると、イノベーションと客観的かつ現実的に向き合える「希少な存在」となりえます。
 自社でイノベーションを起こすために、外部のコンサルタントに依存するケースがあります。それは、社内の先入観や固定概念にとらわれないことを目的とします。確かに「客観的」にはなりますが、同時に社内事情には疎いため、「現実性」に課題を残し、現場での実効性に疑問を残したまま終わる事が少なくありません。
 その点、組織内会計士がイノベーションを学び、その領域で、イノベーター本人あるいはその仲間として活躍できれば、「客観的かつ現実的」な「イノベーション風土」の醸成に貢献できるでしょう。

 イノベーションという現代企業の大きな課題に向き合える可能性が拡がれば、自ずと存在感は発揮できるようになります。制度への形式的対応を超えて、躍動感をもって活動するために、公認会計士による「イノベーション人財育成に向けた学び」は、組織の為にも、社会の為にも貴重なノウハウになる、新たな公認会計士のNEOスタンダードと言えるでしょう。

 既に一定の素養を持つ組織内会計士がイノベーションを学び、組織における「イノベーター」や、そのイノベーターを現場で支える「サポーター」、経営とのパイプ役を担う「マネージャー」、産まれた成果を世に広める「プロモーター」といった、『組織内イノベーション・ステークホルダー』として、個々人の性格にフィットした活躍ができれば、今後高まる不透明な情勢の変化に対応できる組織造りで躍動することができるでしょう。

 第2回は組織における人財活用、人財のタレント、組織のストレスに重点を置き、
イノベーション活性化のための人財活用の学びと相互体験演習(グループディスカッション)を行います。
人を見る目と役割に対する多様性の理解をすることで相互体験を通じ、他者の視座・視線を学び、相互体験の継続性をデザインすることが本研修会の目的です。

 本研修は、必要な理論と実践・体験を通して、『組織内イノベーション・ステークホルダー』を育成するために、全3回にわたって行われます。 ※第3回は1/18(火)に開催をいたします。また第3回に関しましては第1回、第2   回のいずれかにご参加をいただいた方を対象とさせていただきます。

<研修会概要>

 

  

以 上