組織内会計士の活躍事例


水谷英也/スパイバー株式会社/取締役 最高財務責任者

 

―― 会計士を目指した経緯をおしえてください。
水谷氏: 大学付属の高校に通っており十分に遊んでおりましたので、大学に入った時点で何か勉強をしようと思っておりました。とりあえず何か手に職をもっておこうという軽い気持ちで専門学校の公認会計士コースを受講しました。 また、家族に経営者がおり、大学に入る前から公認会計士という言葉を耳にしていたことも一つのきっかけであったと思います。

水谷英也 氏

 

―― 監査法人ではどのような業務に従事されていましたか。

水谷氏:試験合格後に入所した監査法人には1年8ケ月間の在籍中、主に国内企業の監査業務に従事しておりました。

 

―― 監査法人から組織内会計士になった理由をおしえてください。
水谷氏:監査法人勤務2年目に友人から「起業するので一緒にやらないか」と誘われ、合意したことが始まりでした。監査業務以外の業務を経験したいと考えている時でしたので、他の部署や別企業での経験をしてからにしようかとも考えましたが、これらは後からでも経験できることなので起業から携わることに決めました。

 

―― 組織内会計士としての略歴をおしえてください。

水谷氏:3名で起業したのですが、その際に発起人として携わり、そのまま設立時取締役から現在に至ります。ベンチャーキャピタルから資金調達する頃に、最高財務責任者という役職名にしました。

 

―― 現在の仕事内容についておしえてください。

水谷氏:CFOとして活動しております。経理・財務・人事労務・予算管理・総会運営等、管理部門の業務を統轄しております。

 

―― 組織内会計士として公認会計士であることの強みとは何でしょうか。

水谷氏:当然と言えば当然ですが、会計に明るいことは一つの強みであると思います。また、内部統制に関する知識・経験があることは、整備・運用が未熟なベンチャー企業内では貴重な能力だと思います。

 

―― 監査法人経験の強みとは何でしょうか、又は監査法人の経験が今に活かされていると思うことはありますか。
水谷氏:私の場合、監査法人の勤務は短かったのですが、他に事業会社の経験もありませんでしたので、複数の業種のビジネスモデル・業務プロセスを身近に接することができました。
また、監査を受ける側になる際に、これを効率よく進めることができることも一つの強みであると思います。

 

―― 組織内で働く公認会計士にはどのようなものが求められますか。

水谷氏:これは事業会社に限らずですが、コミュニケーション能力・現場調整能力は非常に大切だと思います。

 

―― 組織内会計士になってみて感じていること、勉強になったと思うことをおしえてください。

水谷氏:会社の設立から人材の確保、ベンチャーキャピタルからの資金調達、上場準備等の業務に携われたことは、なかなか体験できないことだと思いますし非常に良い経験になりました。

 

―― 若手会計士(または受験中の若者)へのメッセージをいただけますか。
水谷氏:自分が本当にやりたい仕事をすることが自分にも周りにも幸せだと思います。

 

―― 趣味(余暇の過ごし方など)はなんですか。
水谷氏:スキューバダイビング、登山、旅行などアウトドアが好きです。

 

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